送信者: "Kazunori Murakami" <murakaz@hotmail.com>
宛先: "Kenji Kogoshi" <kogoshiken@u01.gate01.com>
件名 : てい鍼の感想
日時 : 2007年7月5日 23:49



手作りてい鍼どっとこむ　　小越　建二　　様
 
 
このたびは、チタン製のてい鍼を制作いただきまして誠にありがとうございます。
私は通常の針治療は行っていますが、てい鍼は初めてで、どう使うかもよく分からず、ネットや本で見たまま試しています。
貴WEBには「さきほどてい鍼が届きました」という感謝のメールが多く掲載されていましたので、私は、あえて届いたばかりではなく、しばらく使用してみてからの感想を書かせていただきます。
 
皆さんが感想で書かれているように、手に取るとなめらかで心地よく、太いほう、ほそいほうともに軽くツボにあてると心地よい刺激になりました。
自分の凝った肩や首にあててみると、穏やかに、気づかないうちにコリが取れてきました。最初は劇的に効くと思っていましたが、そういう効き方ではありません。何となくよくなってしまった、という感じです。
 
患者さんに使ってみました。虚血性腸炎の８０代の女性。へその周りのつぼや足三里などを軽く刺激した後で太い側で腹部をのの字に何度かさすってやると、不思議と痛みが取れました。
次にぎっくり腰の４０代の患者。腰から下肢にかけて（太陽膀胱経）は通常の鍼治療を行いましたが、仕上げに手の第４−５指間の腰痛の治療点をてい鍼の細いほうで刺激したところ、立てなかった患者さんがたてました。そこで、てい鍼でできた皮膚のくぼみを目印に置き針をしたところ、患者さんは歩いて帰ることができました。
 
てい鍼を効かせるためには、てい鍼の先から自分の気の針を出して治療しているつもりで、と何かに書いてありましたので、いまは、患者さんの痛みが取れることをイメージすることに心を集中しながら扱っています。また、患者さんの経絡を見ながら治療しているかのようにてい鍼をうごかす訓練をしています。
 
このような我流の使い方で、今では診療中いつもポケットに入れて機会があるたびに取り出して使っています。また面白い効果があれば報告したいと思います。
上手に使えるようになれば、金や銀のあたりの柔らかいのてい鍼がほしいなあと、いまから買うタイミングを見計らっています。きっと、当たりの柔らかさだけでなく、金の持つパワーも大事なのだと思います。
 
内科医　　村上和憲
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